ビジネスとテクノロジー

ビジネスを大きく変えてきたのは常にテクノロジーだったし、ソフトウェアなんてのはテクノロジーの塊なわけで、テクノロジーがビジネスの従属物っていうのは納得いかないんですよ。

あー、「Flash で HTML よりリッチな UI を実現する」とか「Ajax で〜」とかいう、小さいレベルかと思っていました。チャレンジングな実装ではありますが、この程度の差なら「実装独立な設計」は成り立ちますしね。


ビジネスを変えるような実装といえば「イノベーション」ということですよね。私も似たようなことを「実装独立な設計」だけでなく「くーす」や「マジカ」を見てて感じてました (goya は未知)。「better だけど alternative なモノは作れないなぁー」って。やっぱり、人の頭をカチ割りたいですよね。(「世界を変えたい」「パラダイムシフト」等、言い方は色々ありますが、この表現で。)


多分、既存の方法論の多くはイノベーションを敢えて捨ててるんじゃないですかね。小さな積み重ねの「カイゼン」しか狙ってないんじゃないかな。その理由は「8割の仕事はイノベーションを必要としない」「ユーザー企業はイノベーションを望んでない」「イノベーションは狙って出来るもんじゃない」「イノベーションを生み出すにはリスクがある」等々。
「既存の技術で手堅く納期通りに纏めましょう」で言い表せるかな? 「成功するための方法」じゃなくて「失敗しないための方法」だと流石に言いすぎか?


追記:
バカが征くのエントリ消えてるけど、ま、いっか?


追記2:

開発だけでなく、ビジネスもまたincrementalかつiterativeなものとなっていくのです。

あー、こんなこと考えてなかった。


こっから妄想入ります。


現在行われている受託開発という形態がなくなりそう。開発も保守も運用も一緒くたにして常に回していく。google が私達にサービスを提供するように、開発会社がユーザー企業にサービスを提供していく。既存の開発会社は淘汰されるね。頭の固い乗り遅れる企業がしばらく食わせてくれるけど。
さてどこが征服するかだけど、google のスケールとアルゴリズムか、はてなのようなアイデアと開放的なサービスで攻めるとこか、SAP の拡大・拡張か。
一番最後のは一番順当で一番つまんないな。
あー、でも最後の最後にオープンソース勢に食われるとか。


よく練れてないけどリリース。