ろじかぶ。(logikabu.com): 株のはじめかた
勉強中の身なので、大変言い辛いところであるが、1番目の書籍『東大生が書いたやさしい株の教科書』はオススメしない。
つい最近本屋で立ち読みしたのだが、株式分割の項で「今までより少額で購入できるようになり、値上がりが期待できる」といったような記述が気になった。(記憶をたよりに書いています)数が増えることによって売りやすくもなる点に言及してないため怪しんだわけだ。誠実な著者であれば「流動性が高まる」という記述に留めるのではないだろうか。統計的に見て株式分割後は値上がりしやすいということはあるかもしれないが。
読んだ冊数が少ないので紹介する資格があるとは思えないが、『ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理』はテクニカル分析とファンダメンタル分析の両方に公平な分析ができていると思う。
具体的な金融商品を選ぶ前に読んでおきたいのが『金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか』だ。メインは手数料に気をつけろって事なのだが。金融商品の性質もわかる。
株式用語を学ぶ初心者向けの本があれば良いのだが残念ながら知らない。『細野真宏の世界一わかりやすい株の本』はものたりないし、その辺を期待して『東大生が書いたやさしい株の教科書』を手に取ったのだが残念ながら他の部分が引っかかって採用ならず。誰か良い本しりませんか?
あと、そもそも金融商品は株だけじゃないので全般的に眺めることができる本も読んでおきたい。んなもん知らないが。誰か良い本しりませんか(2)?
とりあえず「儲」とか「私」とか「!」のつく本は止めた方が良いと思う。私が立ち読みしたものは分析が偏っていてうんざりするものばかりだった。
『天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方』の在庫が復活してるな。買おう。これは失敗談らしいので安心して読めると思う。
※追記※
私が資産運用を語る時って典型的な「読解いやな法則: にわかな奴ほど語りたがる - bkブログ」ですね。