『ちかっぱめんこい方言練習帳!』

あー、手を動かさずにこんなの読んでた↓ダウナー↓。本屋でジャケットに惹かれて(読んでも繋がりが全くわからん。ありえない装丁だ)たまたま手に取ったんだけどバリおもろい。トイレに一つ備えておくと良いと思います。オススメ! 女子高生に流行っているらしいので、私を女子高生扱いしてください。次の勉強会の学生割引が効くと。あ、これだと酒飲めない。

ちかっぱめんこい方言練習帳!

いつかスラドで、誰かが方言で書いたコメントに「意味わからないからヤメロ」っつー難癖つけたヤツがいたな。オモロイのに。まー方言っつーのは話し言葉だしみんな書いたり読んだりする練習してないから慣れてないんだろうな。でもネット時代なんだからよー、そういうのが表に出てきてもいいと思わない? 目の前で会って話すときって地位やらなんやらコンテクストを引っ張ってきているから往々にして共通語にならざるを得ないじゃん? 書籍だと全国に読まれることを考えないといけないから標準語にならざるを得ないじゃん? ネット以前に交通の便が良くなってコミュニケーションにかかるコストが低くなってるからドンドン死んでいくじゃん? 残すんなら今の内だよね。にしても、商業出版には載せられない独り言がこんな広く読まれる世界って不思議だなー。世界は変わったんだなー。


ここは一丁、我が郷土の言葉・鹿児島弁で書こうとしたけど完全に忘れました、書けません。あーもったいない。ココ10年で帰郷したのは始めの2回だけだしなー。というか地元にいた当時からお年寄りの言葉は全くわかりませんでした。
鹿児島の項を見てみると知らんの多いな。薩摩半島と大隈半島じゃ随分違うし、さらに奄美大島まで行くとどっちかーっつーと沖縄に近いし、しょうがないか? こういう本は全体的に質が良いのか悪いのか誰も突っ込めないんじゃなかろうか。やっぱ長く住んでみないとわからないじゃん?(特に隠語淫語とか) んで全国に住んだことのある人なんていないじゃん? 学者でもこの本のクオリティが限界の様な気がする。


ちなみに「方言」は共通語にもあるその地方でのバリエーションで、他の地方にない独自の言葉は「俚言」つーらしい。