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経由で知る。おもしろい。


澤野雅樹「危ない奴は本当に危ないのか?」が面白かった。又吉イエスの段なんかがあってネタ的に紹介しようと思ったのだが、後半真面目で出来なくなった。でもやっぱり中身は薄いかな。この人の専門性が見えない。

「国家」が単なる張りぼての民芸品に成り下がり、法の条文が誰かの都合に合わせて作られた空疎な管理マニュアルに過ぎないと見抜かれた時、法の門の閂がそっと引き抜かれることになるだろう。そして、それに気づいた人々はゆっくりと法の門前に集い、開け放たれた門を抜け、言葉なき「行為」に及ぶことになるのである。

この文が白眉。カコイイ。修辞として。エロぃ。