404 Blog Not Found:芸術とArtの違い

「ゲイジュツ」とか書かずに、きちんと美術と技術に分けた方が良いと思われ(ここでの「技術」は「技芸」とか「技能」とか言った方がニュアンスが良く伝えられる気もするがとりあえず「技術」)。んでもって、美術と技術を注意深く区別するなら、芸術家(美術家)は artist、技術者(職人)は artisan だ。辞書で読む限り。artisan はやや古風な感じがするので一緒くたに artist で使われてるような気もする。英語圏で暮らしたことある人待ち(米軍基地とかは英語圏って言うんだろうか?)。


art って美術も技術も含むし、英語の art でもまず美術としての芸術の意味が先に来るのでFIFTH EDITIONでの使い方も合ってると思う。日本語の「芸術」の美術:技術の比率が仮に 9:1 ぐらいだとしたら、art の 美術:技術の比率は 6:4 ぐらいな気がするが。日本でも伝統工芸に従事してる人なんか芸術家とも職人とも呼ばれるし、技術としての芸術もないことはない。


ただ、FIFTH EDITION の、

芸術というのは、いわゆる一つの文化の最終地点であって そこでどこまで踏みとどまれるかで、その文化の寿命が決まる。そこから先はない。一つの文化が、成熟期から衰退期にさしかかった事をしめす言葉だと僕は思っている。

って認識はびっくりした。美術って最先端だと思っていたので。これは現代美術だけかな? 私達が普段考えてられない事を考えてくれる人達なので大事にしたい。分業。


あぁ、美術って、捉えどころのないものの「見える化」でもあるなぁ。