志の高い企業、ふつうの人
ふつうの人が9時から6時まで(または10時から7時まで)、ふつうにプログラムを書いていればふつうに生活ができる、という世界の実現は困難なのだろうか。
こういう「仕組み」を作る方法が作ることができればベストだな。はてな作るよりさらに困難だけど、チャレンジングで楽しそうだな。ドナドナしなければもっとチャレンジできたので残念だ。まぁドナドナされる程度の価値&評価ってとこもあるのでアレだが。
PofEAA 読書会 vol.3 に行った時にもこういうことを言っていたが、この考えを高橋さんが持っているということは、高橋さんと顔を合わせる機会の多い東京の人達にとっては周知なのかな?
ちなみに、
「楽しそう」なんて言っときながらこんなこと言ってるのも私だ。
業務のために、就業時間外にたくさん本を読め、と説く人々は、時間外労働を対価なしに(むしろ本代を払って)行え、と説いていることに他ならないはずだ。これを問題だと思わないのだろうか。私は非常に重大な問題だと思う。そのような行動をとらなければキャリアに支障を来たすというなら、それは業界そのものが深く病んでいるとしか思えない。
どっちかというと私はこういう部類の人。言わないけど「読めよ」と内心思ってる。「働かざるもの食うべからず。自習も「働く」の内だろ?」とも思いつつ、「ワーカホリックって病気だよなぁ。そこに幸せはないよなぁ。」とも思う。
というか、ソフトウェアのクオリティが目に見えて下がるのがいやだぁ。
キャリアに支障をきたすのは多分どの業界でも同じだと思う。逆に、この業界でものらりくらりと生きていく余地はある、というのが周りを見ればわかる。ワーカホリックになれば成功が近いし、スーダラに地位を得ることもできる。
「社内教育」だなぁ。
追記:
L'eclat des jours - 寸志
この心持ちの違いは大きいな。ドス磨いてない人を見ると大丈夫かな?と思ってしまう。余計なお世話なんだろうけど。かく言う私も残念ながら綺麗に磨けていない。積ん読量が物語っている。