文化

http://miau.jp/1194583961.phtml

○「一億総クリエイター」「一億総ユーザー」の理念と矛盾

そもそも著作権法がその目的とする創作性の拡大は、過去の著作物に多かれ少なかれ影響を受けるかたちで行われるものです。文化庁でもそのことを意識して「一億総クリエイター」「一億総ユーザー」といった理念を打ち出して、政策を立ててきたのではなかったでしょうか。

過去の著作物へのアクセスを狭めるという発想は、これらの高尚な理念に基づく従来の方針とは相反するものであるように、私たちには思えます。過去の作品に依拠した創作は、公表され私的使用の範囲をこえた時点で、いずれにしろその依拠への相当対価を支払うことになるのです。場合によっては原作品以上に市場に浸透し、原作者の利益にも資するような派生作品の誕生の可能性を、あえて潰してしまうような法制度は、日本の国益に適うものと言えるのか、私たちは懐疑的です。

ここにあるように、私は、文化的な観点から、違法コンテンツの厳しい取締りは悪だと思うんだよね。


2次創作はグレーだし、MAD は黒だ。けど、違法も含めた裾野の広がりこそが繁栄にもたらし文化の極みアッーだと思うんですよ! 裾野が萎んでたら、次世代のクリエイターが、コンテンツが生まれないと思うんですよ!


というのを、歴史を引いて証明しないとな。