2007年10月〜12月アニメ感想
面白かったものだけ書くよ。
今期一番の怪作。1回目で不穏な空気を感じ取った俺えらい。
一昔前のドラマにありがちだったドロドロな展開を今の時代にアニメで見せてくれたのがが新鮮だった。まさに「インパクト頼みで進めた結果として伏線張りすぎて消化不良を起こしそうなアニメ」だった。だがそれがいい。
ちょっと雑な印象を受け、2クールで丹念に描いて欲しかったとも思うが、多分、この脚本にはノリというかライブ感というか、迫り来る締め切りを週次ペースで駆け抜けた感があるので、2クールは持たないだろう。これでよい。
なんだかんだいって、最後、修輔と朱理の背中に人生の無情を勝手に感じて涙止まらんかったですよ。ジョジョの第6部とか、ハッピーエンドでもバッドエンドでもない終わりに僕弱いんですよ。
見始めた頃は、演出過剰だと思ったが、回を重ねるごとに慣れていった。というか、あの演出がなければ、箸にも棒にもかからなかったかもしれない。
千尋の「10年+13時間の記憶」は設定勝ち。
みやこ・景編より千尋編が好き。見所はもちろん演出。最終回OPは涙した。そうくるか、と。
お気に入りキャラは千尋。制作会社シャフトを心に深く刻み付けた。
今期で一番安心して見れた作品。俺の中では、前クールのらき☆すたに当たるかな。何も考えずにダラダラ見れるという。
好きなキャラはなんといってもマコちゃん。かわいすぐる。次点、夏奈。
キャベツ作画で槍玉にあげられていた制作会社のようですが、見事に汚名返上しましたね。
予算表流出、あんこ入り☆パスタライス等の本編以外のところで話題を攫ったのは追い風か?
肝心の中身だが、低予算wながら心地よいテンポで魅せてくれた良作。たまちゃんかわいいし、ダン君笑えるし、みやみや黒いしw。ほんわかなるアニメでした。