アイの物語 ☆☆☆☆☆
- 作者: 山本弘,李夏紀
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: 単行本
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傑作! ヴァーチャルリアリティやAIに興味がある人は読むべき。あと、フィクションを愛する人も。第6話「詩音が来た日」と第7話「アイの物語」が特に良かった。
介護アンドロイド詩音の達した結論は吹いたなぁ。「全てのヒトは○○○である」。いや、まったくその通り。クライマックスもラストもエピローグも感動。名ゼリフのオンパレードだなぁ。「この歌は○○○です」「がんばるぞお、おう」
AI達が話す言語もいい意味でかき回されて楽しかった。ですよねー、真のAIができたら、全く違う思考様式になりますよねー。
SF、フィクションの価値を問い続けて、あのラスト! すばらしいコンボだった。