プログラミングと目的

桐島、Rubyやめるってよ」ってプレゼンが有って、まぁ論理的じゃなくふんわりしててあんま好きじゃないんだけど、それはそれとして、職業プログラマなら目的なかったらアホだけど、自宅でやるならアリだよね。

 
んで、目的ナシで成果が出るときってどんな場合だろう?って考えてた。んで突き詰めてくと、道具って目的を内包してるなと気づいた。トンカチ握ると何でも釘に見えるという揶揄があるが、それはそれとして、トンカチの作り出された目的は釘を叩くことである。プログラミングするってことはプログラミング言語を使うことであり、プログラミング言語も勿論道具であって、プログラミング言語の作り出された目的はコンピュータをうまく動かすことである。つまり、コンピュータの長所を活かすことでならプログラミング言語と戯れることで成果を残す可能性がある。
 
コンピュータの長所って言うと、
  • 計算が速い
  • 決められた順番に間違いなく実行してくれる
  • 繰り返しに強い
  • 寝ないで働ける
  • 大量の情報を扱っても疲れない

などなど。

 

これらの方面では成果を残せる可能性があるわけだ。インターネットとその先のデバイスを含めるとまぁ膨大なことができる。が、汎用ロボットは発達してないので物資界への関わりは限定的かな。そして人工知能はまだ居ないので創造性のあることはできない。あと、非プログラマの人々の力がないとできないことっていっぱいあるよね。

 

というわけで、成果がコンピュータに関わる範囲で収まるので満足できる人には、目的なしでプログラミングに打ち込むのもいいんじゃないでしょうか。